原油(OIL/USD)概要
先週の振り返り:
先週は、4時間足ではダブルボトムが形成され、ネックラインを上抜け上昇。
又、イスラエルとパレスチナの紛争で85.38から87.83まで急騰した。
原油(OIL/USD)週足 テクニカル分析
フィボナッチ・リトレースメントを引くと、
50%付近で反発している。
前週は大陰線が形成されていたがハマス・イスラエル衝突で下落していた原油は反発。
原油(OIL/USD)日足 テクニカル分析
第5波が形成されようとしている。
週末の金曜日に大陽線が形成されたことで今週はさらに続伸する可能性がある。
原油(OIL/USD)4時間足 テクニカル分析
第3波が形成されようとしている。
先週の終値では、
移動平均線の200SMA、75SMAを上抜けている。
ローソク足の形状も殆ど、陽線の実態になっていることから強い買い圧力がある。
レジスタンスラインとしては、
- 88.00の節目
- 日足の移動平均線の20SMA
が意識されるだろう。
フィボナッチ・エクスパンションを引くと、
100%は87.98ドルとなり日足の移動平均線のSMA200と合致するので一旦、は反落する可能性がある。
しかし、再び、反発し値を伸ばした場合は、一段上の161.8%の91.46ドルを試す動きになるだろう。
注目の経済指標
16日(月)
21:30 USD 10月ニューヨーク連銀製造業景気指数
27:00 USD 9月月次財政収支
原油(OIL/USD)まとめ
週明けから中東の戦火が拡大するかどうかが大きな材料として注目されそうだ。
イスラエルがパレスチナ自治区ガザで地上戦を展開した場合、原油市場が反応して原油価格の大幅上昇につながる可能性がある。
上昇基調が継続する場合、
88ドル付近の抵抗線に阻まれ一旦は反落するが、ネックラインの87.00付近で下値が支えられた場合、90ドルを試す動きとなるだう。